「キョドり過ぎ。」 直也くんはふっと笑って抱きしめる力が強くなった。 ぎゅーってされてる・・・ あたし直也くんにぎゅーって・・・ 「・・・好き。」 へ?今何て? 「え?」 「俺も好き。」 「誰が?」 「美羽が。」 「ウソ・・・」 「本当。」 またぎゅっと力が強くなる。 嬉しくて嬉しくて、また泣けてきた。