“人生初の告白” それなのに… 「…気持ちは嬉しいねんけど、俺、宮本のことぜんぜん知らんし… ごめんな」 呆気なくフラれた。 「うっ… う゛っ…」 教室の机に突っ伏して泣くあたしに、親友の姫澤梨奈が頭を撫でてくれる。 やっぱり持つべきものは友達だ… 「亜稀~、いつまで泣いとん? もうとっくに下校時間過ぎたで?」 …前言撤回。