「おい、あの女ブラ透けてんだけど♪」

「まじかよ♪♪」



2人組の男がヒソヒソと里咲の方を見ながら喋っていた。


里咲を見ると確かに雨のせいで肌に服が張りつき透けていた。




俺はとっさに自分の上着を里咲に着せた。


「何?」

少し目が赤いけど、そこにはいつもの強気の里咲がいた。


「風邪引くから。」

「濡れてるから意味ないし。」


15分後、俺の家についた。