翌朝、ジョセフは目を覚ました。「マリア?あれ、マリア!どこにいるんだ。」マリアがテントにいなかった。ジョセフは一目散にテントから出ると同時にヘリの音がした。「バババババ」警察のヘリだった。「只今犯人を確保。犯人を確保。」ジョセフがヘリの後を追うとカウボーイがコーヒーをのみながら何かを見ていた。目線の先を見るとシャネルとマルクスが警察に捕まっていた。「おい!俺達じゃないぞ!」「何を言ってるんだ?お前たち以外誰がいる!」警察はそういうとマルクスのリュックをあけた。中にはお菓子の袋があり、中には歯が何本も入っていた。「間違いない。こいつらが犯人だ。金髪に髭。」マルクスとシャネルは警察に逆らう間もなく手錠をかけられ連行された。「マルクスとシャネルが!?」ジョセフは驚きをかくせなかった。カウボーイとステアは呆然と様子を見ていた。「あいつらか。あいつら怪しかったんだよな。」カウボーイが言った。「まじであいつらだったのかよ!でも俺達てっきりカウボーイとステアだと思ってたよ!」ジョセフが明るい口調でいうと「まじかよ!疑ってたのかよ?いやぁ、俺も少しはお前ら疑ってたよ。でも犯人の写真がお前らとは全然違うし、俺らぁ!」そういいながら四人はワイキキビーチに戻る。「でもよかったわね。犯人捕まって。」「ようやく楽しめるわ!ハネムーンよ!」マリアが嬉しそうにはしゃいでいた。カウボーイとステアは海で泳ぎジョセフとマリアは海岸沿いで日光浴していた。「おいカウボーイ。カヤックで沖まで行こう!」ジョセフが言った。「あぁ、俺は用事があるからいいよ。」「そんなこというなってほら、行くぜ。まさかカヤック乗れないんじゃ?」