マルクスだった。
「マルクス。どうしてここに?」
「いや、近くに通りかかっただけだよ。一人で斧持ってどうしたんだよ」
「ごめん。」
暫くしてジョセフが茂みから出てきた。
「ジョセフおかえり。」
マリアとステアは仲良さそうにお喋りしていた「カウボーイは?」「さあ、さっきはぐれちゃってね。」「…」ちょうどその時カウボーイが鹿を捕らえて戻って来た「あんたって本当凄いわ」ステアが誉めながら笑った「夕飯の支度をしようじゃないか。」