『雪乃だけど…』 …雪乃? あっ!そうだ! 俺は急いで起き上がり、雪乃の部屋へと走った。 「あれ?雪乃?」 部屋は真っ暗で雪乃がいる気配がない。 『翔、人の話聞け』 「それより雪乃がいねぇ」 『だから〜雪乃だけど、今、俺の家にいる』 「…悠斗ん家?」 面倒臭そうに話す悠斗。