俺が恋したお嬢様




「翔くん、これはどうですか?」


「可愛いよ」


「あー、でも、こっちも可愛いかも…」


うーん…と悩む雪乃に、店員も「試着してみますか?」と促す。



「…翔くん、試着してもいいですか?」


後ろに立つ俺にチラッと視線を向けて来る。



「いいよ」


そう言うと、「やった!」と店員と試着室に消えて行った。