赤ずきん〜もう一つのおとぎ話〜













…なんて可哀想な赤ずきん。











もしかして君は






こんな狼なんかに
恋をしているのかい?












なんと哀れなんだろう。












もし俺と出会わなければ










その身が



その心が









ボロボロになって
しまうことなんて
なかっただろうに。










このまま…ただ食べて
しまうだけなのは惜しい。







もう少し、このまま
泳がせてみよう。