…なんて可哀想な赤ずきん。 もしかして君は こんな狼なんかに 恋をしているのかい? なんと哀れなんだろう。 もし俺と出会わなければ その身が その心が ボロボロになって しまうことなんて なかっただろうに。 このまま…ただ食べて しまうだけなのは惜しい。 もう少し、このまま 泳がせてみよう。