それは、ある晴れた日のこと。



「...サ.........リサ!」

.....ん
シホの声....

――――パチッ

目が覚めた。




「ふぁ....よく寝た....」


アタシったら
机に突っ伏したあと、そのまま寝ちゃったみたい




「もう、リサ寝すぎだってば。」

シホが
少し呆れたように言う。




「今何時?」

中津ハルトが顔をだして
「もう放課後。」
って。



「え!?アタシ、そんなに寝てたっけ!?」

確かに教室に残ってる生徒もそんなに居ないけど。

「寝てた寝てた。よだれたらして。」

えっ!?
「ウソ!」


「嘘♪」


このっ
「中津ハルト〜!!」




こんな奴にドキドキしてたなんて、

やっぱりどうかしてたんだよ。きっと。