それは、ある晴れた日のこと。




―――中庭に着いたアタシ達。


「今日は人少ないねー。」

ってシホ。

そんでもって
アキラ君と中津ハルトったら
意気投合しちゃったみたいで
2人で仲良くお喋りしてる。



4人で、
シホ、アキラ君、中津ハルト、アタシの順番で輪になって腰をおろす。


アキラ君ったら、
案の定シホにデレデレじゃん。
シホを見つめながら鼻の下伸ばして笑ってるよ。




さてと。
お弁当たーべよ♪


....って!!!!!!!!

ない!

ない!

アタシのお弁当がなーい!




........も、し、か、し、て、


「中津ハルト〜っ!!」


食ってました。
ムシャムシャと。
中津ハルトが。


「ふぉへんふぉへん、うまほーらっははらふい...(ゴメンゴメン、ウマそーだったからつい...)」


「ったくもー、ちゃんと飲み込んでからしゃべりなさいよ。だいたいアタシのお昼ご飯、どーしてくれんのよ!」


中津ハルト、もう半分以上食べちゃってるし。
とほほ....