それは、ある晴れた日のこと。



「そんなに言うんだったら、アキラ君も一緒に食べよっ!
それなら文句無いでしょ♪」


アキラ君って言うのは
シホの彼氏様。

爽やかなサッカー少年だけど、
シホの前ではデレデレになっちゃうほどのベタ惚れ。


当のシホは、そんな彼氏さんに
あんまり執着してないってかんじ。


シホったら不器用だから、
素直に甘えたりできないんだって。




「いいの?アキラ君も一緒で。」


「当たり前!」