パタッとベットに倒れ込む。頭の中に浮かぶのは優斗の悲しそうな笑顔。
…本気で、優斗は深亜をと思ったから親友だから優斗なら大丈夫と思ってあんな行動を取った。
『ご、めん』
でも今度こそ完璧に俺は振られた訳で。
堪えてた涙も流石に流れてくれた。初恋を終わらすかの様に。
「俺が本気で好きになったら…絶対叶わない恋なんだな…」
頭の中に浮かぶのは優斗と深亜の顔。…明日から、俺は2人をまたくっつけなきゃいけない。
深亜の傷つく顔も優斗の傷つく顔も見たくないから…
それで、恵美が傷ついてでも。結局隣に居てもどうせ傷つくんだ。
…でも俺、ちゃんと笑えるかな?


