「黒瀬くんっ・・・」

なんで、なんで?

《心配だったから》

そう書かれていた

絵文字ひとつない黒瀬くんらしいメール





その文字を

1つ、また1つと

掬い取る様に文字を読む

そうすると、何故か

涙が溢れてきて

文を読むたびに、不安やもやもやが消えていくようで




心臓が、在り得ないほど高鳴って

バクバクしてる



きっと、私をこんなにドキドキさせれるのは

黒瀬くん以外・・・誰も居ない






本当に大好きです・・・


この言葉を黒瀬くんの声で、聴きたいよ

黒瀬くん会いたい

今すぐにでも会いに行きたい


こんな私は

欲張り、なのかな?