「亜樹っ・・・!!此処だよ!」

私服姿の亜樹を見つけ私は手を振る

 
「遅くなってごめんね!!」

亜樹は手を顔の前で合わせる

「いや、全然待ってないから大丈夫だよ?」

「私が誘ったのに遅れてごめん!!」

また謝る亜樹

「もー、いいってば!大丈夫だよ」

「うん、ほんとありがとね」

「んじゃ、取り合えず行こ?」

「うんっ!」

 

其処から楽しい日になるはず、だった

『だった』んだ








でも、現実は違った