その日、亜樹と他愛もない話をして帰った

「はぁ、どうしよう、本当・・・」

私は部屋で1人

携帯と睨めっこ


「や、やっぱり無理だよぉ!!?」

め、メールなんて・・・

何書けばいいの?!!


冬樹くんに黒瀬くんのメルアドを教えてもらった

い、いらないって言ったのに・・・

も、もしメール拒否されたら立ち直れない・・・

1人もんもんと悩んでいると携帯のバイブ音が手の中で響く



「!!?・・・び、びっくりした」

あ、・・・亜樹だ

「はい、もしもーし?」

『美優?亜樹だけどメール出来た?』

「出来るわけないじゃんー・・・」

『だと思った、けどはやくメールしなよ?』

「もう!わかってるよっ!おやすみ!!」

『はいはい、明日ちゃんと報告して貰うから』



そう言って電話を切る亜樹・・・

「ど、どうしよう!!?」

ぜ、絶対明日亜樹怒るんだろうな・・・

メールどうしよ・・・