ぎぃーっと錆び付いた扉を開ける
屋上は立ち入り禁止
だから、誰も来ることはない
「綺麗、だなぁ・・・」
顔を上げてみると其処には蒼々とした空が広がっていた
ふと、涙が流れた
「っ・・・ふぇ・・・」
ぎぃ、
また扉が開く音がする
振り返って見れば
「なっ!!?なんで・・・?!」
「見つけた、」
其処に居たのは息を切らした、黒瀬くんでした
「な、何で?私の所じゃなくて藤間さんの所にい、行けばいい、のにっ・・・」
何で、そんな事言うの、自分の馬鹿
これで、関係が壊れちゃうかも知れない・・・じゃんか
「は?なんで藤間?」
「だ、だって!告白されてたでしょ?」
「・・・」
言葉は止まらない、
歯止めが利かなくって
今までの不安やもやもやを全て、吐き出す様に
「彼女居ないって、言ってた」
「抱き合ってた」
「ちゅー、してたじゃん」
「私と別れるんでしょ?」
やめて、やめてよ、別れたくない、
そう思ってるのに
どうしてそんな事言うの
やだ、やだよ・・・
「別れない、けど?」
「へ・・・?」
目の前には黒瀬くんの顔
どんどん2人の距離は0に近づく
「んっ・・・?!」
2人の距離が0になり、私は黒瀬くんにちゅーをされた
「泣くな、泣かれたらどうしたらいいかわかんねぇじゃん」
「・・・」
少し困ったように苦笑いを浮かべる黒瀬くん
何が、あったの?
何で、何で、ちゅー・・・???!
屋上は立ち入り禁止
だから、誰も来ることはない
「綺麗、だなぁ・・・」
顔を上げてみると其処には蒼々とした空が広がっていた
ふと、涙が流れた
「っ・・・ふぇ・・・」
ぎぃ、
また扉が開く音がする
振り返って見れば
「なっ!!?なんで・・・?!」
「見つけた、」
其処に居たのは息を切らした、黒瀬くんでした
「な、何で?私の所じゃなくて藤間さんの所にい、行けばいい、のにっ・・・」
何で、そんな事言うの、自分の馬鹿
これで、関係が壊れちゃうかも知れない・・・じゃんか
「は?なんで藤間?」
「だ、だって!告白されてたでしょ?」
「・・・」
言葉は止まらない、
歯止めが利かなくって
今までの不安やもやもやを全て、吐き出す様に
「彼女居ないって、言ってた」
「抱き合ってた」
「ちゅー、してたじゃん」
「私と別れるんでしょ?」
やめて、やめてよ、別れたくない、
そう思ってるのに
どうしてそんな事言うの
やだ、やだよ・・・
「別れない、けど?」
「へ・・・?」
目の前には黒瀬くんの顔
どんどん2人の距離は0に近づく
「んっ・・・?!」
2人の距離が0になり、私は黒瀬くんにちゅーをされた
「泣くな、泣かれたらどうしたらいいかわかんねぇじゃん」
「・・・」
少し困ったように苦笑いを浮かべる黒瀬くん
何が、あったの?
何で、何で、ちゅー・・・???!

