「電車まだなのかー」


桜花ちゃんが落ち込んでいった。




まあ寒いしね?あたし一人短いズボンにタイツって格好だし…(汗)



ここは終点だから今度来る電車もいろいろとやらなきゃいけないからすぐに乗れないだろうし…



あたしは片耳で音楽を聞きながら電車が来る方向を見た。




数十分待つとようやく電車が来た。






まあまだ乗れないけどさ…








そしてまた数十分後。


「よし、乗ろう!!」



午前中に比べたらまだあったかいけどやっぱ寒いね!!





電車に乗るとまあ当たり前だけど人が全然いなかった。


席は一番後ろの車両の一番後ろの席(向かい合える席)だった。






窓際にあたし。隣に桜花ちゃん。あたしの向かいに秋斗。秋斗の隣に大輝という座り方だった。



よし、はっきりといおう。なんだ、この空間は…



いつもとちょっと違う空気に戸惑うあたし。