嘘と悪魔の愛【実話】




実はあたしはその辺りから徹也を遠ざけていた。




何でか知らないけど一緒に帰る気も出ないし一緒にいたいとも思わなくなったから。



んで、あたしは自分の気持ちに終止符を打ってこの前別れた。







はぁ…まさかばれてるなんて(汗)




「はいはい。わかった。心当たりありすぎるわ」


「え?!ど、どゆーこと!?」


あ、ばれてなかった。


この子が勘付いてたのは遠ざけてるところだけだったか。





「どーゆーこと!?奈々ちゃん?!」



あー、失敗したか。ま、どーせ話すしいいや、話そうか。




「じゃあちゃんと話すから!目的地についたら」



「わかった」






あたしたちが向かった先はアニメグッズ専門店。


「おお、超久々に来る(笑)」


さて、付いてしまったわけだ。でもエレベーターで話すわけにも行かないしなぁ。



すると桜花ちゃんは大輝たちに何かいいに走っていった。





数秒経つと桜花ちゃんが駆け寄ってきた。