Love Taste


「そうね~。麗美ちゃんは本読むの好き?」

嫌いではないけど、最近は全然読んでないかも。

「最近は読んでないですけど。」

「多読やってみたら?優しい英語から段々難しい洋書を読んでいって、英語に慣れればいいんじゃないかな?最初は簡単な本から。」

「楽しそうかも。私やってみたいです。」

それだったら楽しみながらできるし。

それから支援センターにある洋書を紹介してもらったり、多読の説明をしてもらったりしてあっという間に2時間が経った。

「支援センターの手伝いをしてくれてる3年生の先輩も多読やってるのよ。俊也君、ちょっと。」

吉村先生に呼ばれてきた先輩は色白で見た目は優しそうな感じ。髪は黒で短い髪をワックスで立たせている。

「3年生の俊也君。4月から多読始めてるからいろいろ話聞いてみたら?」

「こんにちは。俺もまだ始めたばかりだから全然だけど、よろしく。」

「よろしくお願いします。」

私がそう言うと吉村先生は自分の席に戻って行った。