「えり、えり、」


わたしはまだ、まだ、認めたくない、認めたくないの


「えり、…えりっ!」


わたしはまだ、…わた…、


「え?夢?あ、え、」



……ここは大学で、えっと…あれ、えっと記憶がない。ここはどこ?


目の前で少し馬鹿にして笑うのは…


「そらくん、だ、」



「…えり、なにレポートさぼって寝てんだよ、」



そらくん、そらくんはあたしの同級生。