いろいろ聞きたいことは山ほどあった


しかし何から聞いていいのだろう?



「ほんとに体大丈夫なのか?」


「…はい」


確かに傷跡からはもう血が止まっていた…


ほんとにありえない…


もしかして俺はとんでもない奴に関わってしまったんだろうか…


こいつは悪魔なのか?


しかし悪魔だろうが何だろうが俺の命を助けてくれた奴にはちがいねぇ


借りた貸しは必ず返す…