「平太…私これから先あなたなしでどうやって生きていけばいいの…」 絶望がしずくを包み込み涙が雨に紛れても悲しみまでは紛らわすことはできない 「しずく、聞こえますか?」 誰… その声は耳からではなく脳に呼びかけるものだった 「私はあなたたち二人が愛してくれた守ってくれた桜です」 こんな声が聞こえるなんて私どうかしてる 今の私に話かけないで… 平太を失った悲しみと怒りでしずくの精神状態は崩壊しようとしていた 自害を試みることさえ頭によぎり泣いている