仲間であり良き友人の五右衛門は言った 「しょうがないと」…「受け入れろと」 「こんなしょうもないワガママで悲しむ人がいるということ、桜だって一生懸命根を張りみんなと同じように生きているということも分からぬ殿に…俺はもう仕えることはできない!」 平太は自分の誇りのため、しずくのためこの城を去ることを決心したのだ…