桜の契約†転生†


「ハハッ、お前ちょーすげぇー、クノイチですか!?てか、何で死なねーの?ていうか昨日お前の会社の奴みんな殺したはずだったのに、まだこんな奴がいるとはな……」



金髪は目を光らせまるで子供のように無邪気に笑った。仲間が無残に死んだのに面白がっている様子に私の頭の中は熱くなった


気づいた時にはそのまま刀を大きく振りかぶり、金髪に斬りかかろうとしている私がいた


さっき受けた銃弾のせいでまだ体が思うように動かない
分かっていたのに攻撃を仕掛けてしまった…


「遅せーよ!さっきの勢いはどうした!?」


なかなか相手を捉えることができない…頭は熱いのに体だけはなぜか少しずつ冷たくなっていくのを感じた