今日はとても長い一日だ


会社の前で私は社長の帰りをただ1人待っていた。こんなに不安で寂しい気持ちになったのはいつ振りくらいだろう


私の前には野次馬が数人いた。笑っている…携帯で写真を撮っている人もいた。


人が死んで面白がる人間を私は最低で生きている価値がないと思っている

この人たちは逆の立場の気持ちを考えたことがあるのだろうか…?きっとこういうことが自分に起こるまで理解できないのだろう


何故か平太に会いたくなった


早く社長に帰って来てほしかった



気づけば日付は変わっていた

AM00:01


この日は私にとって一生忘れられない日になるとはこの時はまだ予想だにしていなかったんだ…