「お久しぶりです。大変なことになってますね、しずく…」 隣の部屋に隠れていたハクがぽつりと呟いた。 ハクは面倒な事に巻き込まれるのが嫌だったため、救急隊員が来る寸前に身を隠したのであった 医師免許は持っているにしろそれは100年以上前のものだし、きちんと身分を明かせない者だったからだ。もちろんそれは私も同じことだ。