その時だった バタンとドアが開いた音がして誰かが部屋に入って来た… 「ハク…」 「ハクさん…一体どうしてここに!?」 俺たちは幻でも見ているのだろうか…?なぜこいつがこのタイミングでここに来るんだ…しかし、ハクなら二人を助けられるかもしれない。 「頼むハク、こいつらを助けてやってくれ!救急車が来るまで多分もちそうにない、お願いだ助けてくれ」 ハクは静かに頷き、バッグから医療道具を取り出した。