そんなことを考えていたら社長が部屋に戻って来た
随分遅かった、多分コーヒーを飲みながら外で一服していたのであろう
「ジャック、明日の依頼は大丈夫か?無理そうならここで休んでいて構わない。足手まといになるからな」
社長は冷たくて優しい口調で彼に言い放った
ジャックは「大丈夫です」と言ったが多分社長はジャックを仕事から外すであろう。
仲間の死を誰よりも恐れる人だから…感情表現と言葉が少し不器用なだけ
私は一人でも明日の依頼をこなしてみせる。やれる自信はあった。
心に大きな闇と小さな光を抱えながら私は私の正義を振りかざす
