「大丈夫か…?」 「ええ、もう大丈夫です!おかげでアイドルのライブには行き損なって超悔しいです」 俺は不思議な違和感を感じながらもジャックは骨の髄までオタクだなと思った 「安心したら喉が渇いてきた、ちょっとコーヒー買ってくる」 社長は久しぶりに走ったせいかゼェーゼェー息を切らしながら病室を出て行った 狭い病室の中は私とジャックの二人きりになってしまった。正直気まずい空気が部屋を漂いだした。