駅に着き切符を買い、電車が来るのを待った 隣のホームでは父、母、子と三人で楽しそうに会話をしている家族がいる 今の俺にはその家族がまぶしすぎて思わず瞳を閉じてしまった 羨ましかった… 俺にも確かにあんな幸せな時間があったんだ できることならもう一度、娘に会いたい… しずくの言ってた生まれ変わりがあるなら、娘もいつか生まれ変わんのかな… なんとなくしずくの気持ちが今分かった気がした 感傷に浸ってたら電車はやってきて程なくして俺は教会に到着することができた