｢バカなことならどうしてあなたはこの仕事をしているの？私はあなたと同じ…悪い人間を許せない。ハクさんも平太も許してはくれないと思う…でも…私は、為男さんのような人が死んでいく世界を許せない…｣
涙を流しながら堰がきれたように気持ちをぶつけてきた
しかし、それは受け入れられない。知り合ったばかりなのに俺はこいつを自分の妹のように思っていたんだ。
｢もし、生まれ変わったお前の恋人がそんなお前をまた愛してくれると思うか？現実は優しくない、愛されるためには今のまま変わらないでいることが大事なんだ｣
俺の言葉になぜか為助は反論した…
｢例え罪を侵したって簡単には嫌いになれないのが人間なんじゃないんですか？愛があるのなら俺はもし恋人が犯罪を侵しても変わらず愛し続けます｣
今はお前の恋愛観など聞いていないし興味などない。勝手にゴリラと付き合いゴリラと結婚しゴリラに子供を産んでもらえ…そう俺は思った。
