でも…安らかに眠れるはずと俺は信じていた だって… ようやく荒れた道を抜け俺たちはあの場所にやってきた 天気が良いせいか、太陽の光が辺りを照らし、そこは今まで歩いてきた道と比べると別世界のようで息を呑んだ… 「あれ、あそこに誰かいませんか?」 「もしかして昨日話てくれた女ですかね?」 為助が指を指しながら言った 間違いない。そこには、しずくがいた…