「ほんとにこんな場所にあいつのこと葬ったんですか?」 為助は聞いてきた。その表情はどこか怪訝で額にシワがよっていた。 まぁ無理もない。こんな場所で安らかに眠れんのかと思うのは無理もない 亡霊になって出てきてもおかしくはない場所だから しかし俺は言ってやった 「安心しろ。ここならあいつは静かに魂を落ち着けられる…」 この言葉に根拠なんてなかった