目的地の近くに車を停め、俺たちは丘の上に向かって歩いた 晴れていてもほんと薄気味悪い場所だ… 木々は生い茂り手入れもされていない様を見てると、やはり植物の生命力は人間とは比較にならないものだと改めて感じる 人間は弱く儚い生き物 すぐに色づき瞬く間に色褪せる でもそれは線香花火のような光で美しい。俺の光はどの程度のものなのだろう… その答えは死ぬまで分からない