しずくの言葉はありがたいがそれを無視し俺は車を走らせた やはり動く度に傷跡が開いていく 痛い…、、、白い包帯からは赤い血が滲んでいく ここでまた意識を失い事故って死んだら、俺はこの世でもあの世でもいい笑い者になるだろう それは絶対避けたかった 拳に力を入れ、目を見開き気合いでアクセルを踏んだ 何とか事務所までたどり着くことができ、俺はドアを開け靴を脱ごうとした時、とうとう痛みから意識を失ってしまった