まだ傷は痛むし歩くこともままならんが早くこの場から去りたかった 情けなさすぎる 自分を恥じた…一応これでも殺し屋 俺は二人が寝静まったのを待ち教会を出た 車のエンジンをかけ発進しょうとした時、ライトの先でしずくが立ちはだかった 「どこへ行くんですか?まだろくに歩ける体でもないのに…しばらくここで静養しててください、お願いですから」 心配される覚えはあるが世話して貰おうだなんて俺は思わなかった