それから何分、何十分経っただろうか 俺たちはこの場をあとにした 時間は無情にも俺たちを先に進める 大事な人や仲間がいなくても太陽は沈み、月が浮かぶその繰り返し 人の気持ちなんて関係ないのだ そして車に乗り込み、しずくを家まで送ろうとした 「家はどこだ?送ってやる」 「あの男の死体はどうするの?」 「おまえは気にしなくていい…適当にどこかで処理する」 俺はやはり悪魔だ…