案内されるがままひたすら進む 次第にあたりは草や木が伸びっぱなしの気味の悪い場所になってきた こんなとこで安らかに眠れんのかよ?と頭をよぎった …しかしなんか見知らぬ場所という感じがしないは気のせいだろうか…俺はここに来たことはないのだが 身に覚えもないはずなのに その時しずくの足が止まった 「ここです」 そこには枯れ果ててもう色づくことはないであろう大きな木があった