「だって…!あたしはいつも無視されて…でもあんたは話しかけてもらってた!悔しかった。イメチェンして可愛くて…可愛いあんたが憎かった。だから…」 そういって泣く美香が可愛かった。 恋する女は可愛いんだね。 あたしも恋する女だけど… 「そっか。きつくいってごめんね。でも死ねはダメ。わかった?」 美香はうなづいて小指を出してきた。 「約束する。」 あたしも小指を出して美香の小指に絡ませる。 指切りげんまん。