キーンコーンカーンコーン 「終わった!帰ろ亜由菜!」 「うん!」 美咲と帰ろうとして下駄箱を開けた。 一枚の白い紙が靴の上に乗っている。 「なんだろ…これ。」 四つ折にしてある白い紙を開ける。 「や…」 中にかいてある言葉。 驚きを隠せない。 「どうした?」 「これ…」 そういって美咲に紙を差し出す。