みんながそろった。

そろっと隣の男子をみてみる。

「えっ…?」

声を出してしまった。
注目の的…
最悪

「なんだ。道上。」

「なんでもありません。」
そんなことよりも隣の男子が気になる。
だってあたしを男嫌いにさせた人に似ていたから。
もう一度みてみる。

…ちがう。
よかった。
でも…