南side
「あーマンガみたいな恋したい!!」と、おおさわぎしてるのは、私こと
金沢南です。

今、親友の麻里ちゃんに言ってます。「マンガは、本とに素敵!!」
でも、麻里ちゃんはさっきから「子供だね~。もっと現実見なさい。」しか、言わない・・・。まぁ、いつもこんな感じなんだけどね・。
なんて思ってるうちに、私の大っきらいなやつが、きた・・。

「おはよ~。皆!」そいつは、王子サマみたいな顔して、いつも登校してくる・・。
でも、それはあいつの表向きの顔・・。こいつとは、安藤朋也。
こいつだけは、本とに無理!!
昔からの、腐れ縁だし。席も隣・・。あり得ないし!!
あいつのこと考えるだけで、腹が立ってくる・・・!!
あ~朝から気分悪い。


そんなことを、思ってたからかな?天罰が、おきたのは・・。
「へっ。恋愛マンガなんて、くだらね~。」この声は・・・!!
「も~朋也。何なの?いつもちょっかいだすの、やめてくれる?」

シーン 

あれ?黙った!!(*^_^*)ラッキー
 でも、一応心配なので・・。
「お~い。聞いてるのか~?」
「聞いてるよ。」
ほっ。よかった。
よかった?のか?
まいっか。

「麻里でね、このキャラ成也君がかっこいーの♥」
すると、後ろから朋也がやってきて、「なになに?恋愛ならおれが、教えてやるよ!」
えっ!それは、わたしのすきなシーン。不覚にも、こいつにときめいてしまった・・。
情けない・・・。

「うわ、おれだったらゼッテーいわねー。もっとかっこよくいうし・・。」
うわ、何この人・・・。かなり、うざい・・。
「じゃあ、もっとかっこよく言ってみなさいよ!」
とか、自分でいって、後悔する・・。だって、朋也があまりにもかっこいいかったから・・。
「南、恋愛についての授業してやるよ・・。」
?!なんなの、この人・・。でも、かっこいい・・・・。
なんて思ってると、麻里が「ははーん。ちょっと、朋也君いいかしら?」
どうしたんだろう・?
「麻里?どうしたの?」と頭に?を、うかべた私をお構いなしに麻里は、朋也を、連れて
教室を、でってしまった・・・。
一体、どうしたんだろうか?