「顔ブサイクゥ~」 「うざ」 「お前泣くなよ。 意外と顔良いんだから」 「…慰めてるつもり?」 「うっせぇーな///」 顔を赤らめたと思ったら 急に腕で私を包んだ。 「ほら、これでどうだ?」 「……」 「悪くないだろ?」 「バッカみたい」 そう言って彼の手を 振りほどく事もせず ただ彼のぬくもりを 感じようと思った。 生きている時なんて キスの感触や 抱き合ったぬくもり なんて興味が無かった。 ただ、する。 そんな感じ。 深く感じたいなど 思った事もない。