男の子は一瞬
ドキッとした顔を見せ
それからそっぽを向く。
「ペロペロキャンディー?」
ウメコが男の子のほうに
目を向ける。
「この子が私のキャンディー取った」
「取ってなんかない!!
あれは先に俺が…!!」
「へぇ~、アキラ。
ペロペロキャンディー食べるんだぁ」
「うっさい。たまには
糖分も取りたかったんだ!!」
「まぁ~小学生だからねぇ~」
「違う!!もぅ中学生だ!!」
ウメコと男の子が
言い合い始めた。
よし、ウメコの注意は
あちらにそれている。
「よっ、来てくれたか」
「うん」
窓のほうには社長椅子に
座って白いセンスを仰ぐ
金歯のおっさんがいた。



