商店街の屋根の上を歩く。 鼻歌の選曲は、さんぽ。 ふふん 私の下には 愚民が歩く。 そんな人混みな ところに居たくはない。 自分だけの道を歩く。 あ、お菓子屋 見つけた♪ 屋根からぴょんっと 飛び降りる。 チャックを締めてない 黄色のパーカーが マント代わりになる。 −着地したって痛くない。 念じた事によって 地面に着地しても 痛みを感じなかった。 やはり私の過程は 正しいのかもしれない。