「ねぇ、カギ開けて」 「え!?」 「カギ持ってるでしょ? 開けてよ」 「もももも持ってません!! なななんで開けるのですか!?」 「触ってみたいから」 「ライオン食べられますよ!!」 「食われないよ。 だって私ら死んでるじゃん。」 少年は黙り込む。 「でも…」 どうやら彼はカギは 持ってないがカギの ありかは知っているらしい。 「案内して。 カギのありか」 「カギなら ここにあるぞぉ~」