「仕事、がんばってね」 塀の上にいる美紀が私に手を振る。 笑顔の美紀につられて つい口が緩む。 私は手を挙げ、下界へと向かう。 その時にふと思う。 現実は残酷。 私は1組の男女を思い出し つらい思いでつぶやいた。