「なにが言いたいんだよ」 「あなたには分からないことよ」 “自分だけ不幸を背負っていると思っているみたい” ダンッと俺は机をたたいた。 一瞬、静まる教室。 どこからも視線を感じるが、それ一瞬だけのこと。 教室はまた賑やかになる。 「何?」 隣から眉をひそめて彼女が言う。 「いや」 それから先生が入ってきた−。