「なんで美紀は死んだんだよ?」 「分からない。詳細は聞かなかった」 「なんで聞かなかったんだよ!」 「聞けないでしょ。僕の立場で」 聞かないんだろ。 俺は舌打ちして部屋に行き、ベッドにダイブした。 何も考えたくない。 美紀のことも何も。 頭の中を空っぽに… したはずなのに涙が出てくる。 今、大声で泣いている。 悔しくて苦しくて動けない。 枕をたたき付けるように殴る。 無意味 すべてが無意味だ。