「は?」 頭が理解しなかった。 硬直した体から魂が抜けていくような気がした。 弟は困った顔でまた言った。 「美紀さん…亡くなったって。 さっき自宅に電話があった。 そんで葬式のこと聞かれたけど出席でいいよね?」 淡々と喋る弟の言葉に頭が追いつかない。 「美紀が…?」 「うん」 あとの言葉が出てこなかった。 いきなりすぎだろっ。 俺は頭を抱えてしゃがみ込む。